マインドフルネスゴルフができるようになる瞬間
今日はゴルフに行ってきました。
マインドフルネスを初めて、ゴルフの実力が上がってきました。
練習場では絶好調です。
マインドフルネスは呼吸法の訓練をします。
心を静めるために、まずは呼吸に意識して集中します。
大きく鼻から息を吸って身体を緊張させ、口から息を吐きながら筋肉を緩めます。
ストローで細く長くゆっくりと吐き出しながら筋肉を大きく弛緩させます。
緊張から弛緩
マインドフルネスでこの呼吸を繰り返していると、筋肉を緩めリラックスさせる方法が身についてきます。
大きく息を吸って細く長く息を吐く。
顔や肩などの上半身は力が抜けて、下半身はどっしりと地面に埋まる感触。
マインドフルネスでいうとこの姿勢がリラックスした坐禅の形になります。
ゴルフも同じです。
上半身をリラックスさせて下半身をどっしりと固定します。
そうすることで無理のない綺麗なスイングになるのです。
マインドフルネスを始めて4か月。
練習場では、一球一球集中して呼吸を意識しながら打つことができるようになりました。
上半身から力が抜けて下半身がどっしりとするのでスイングは安定します。
打ち損じる確率があきらかに減ってます。
ボールの軌道も変わってきました。
上半身の力が抜け手首を柔らかく使え身体が回転しやすくなっているので、スイングスピードがUP。
アイアンなど高弾道で落ちて止まるボールが打てるようになりました。
実はスクールの先生からもお褒めの言葉をいただくほどになりました。
苦節10年・・・( ´∀` )
そんなわけで練習場ではマインドフルネスの効果を実感でき、満を持して意気揚々とラウンドに出かけたわけです。
ところが・・・です。
場所は、箱根湖畔カントリークラブ
ガラス張りのとても美しい建物です。
箱根の景色もとてもきれいでコースも美しいとても良いコースです。
山の天気は変わりやすい。
天候はめぐるましく大雨から曇り、濃霧がでて後半は陽がさすほどの好天に。
結果は、IN46、OUT52 TOTAL 98
INはまあまあのスコアですが、天候に翻弄されて決して落ち着いた心理状態でのプレイはありません。
午後一のホール
食事後の緩んだ気持ちを引き締めて始めないといけない大事な場面。
OUT 1ホール目は+5
ミスが続き心は焦りカバーできずに最悪の展開です。
2ホール目はトリプルボギー
立て直せません。
あっというまに、+8です。
練習場でできることが現場でできないもどかしさ。
マインドフルな心どころか、テンパっている自分にすら気が付いていない状況です。
・・・・
思い描いていたイメージとまったく違った展開となりました。
ゴルフは自然の中でするスポーツです。
練習場の画一的な環境とちがって、現場に行くと莫大な情報量の脳内処理が必要になります。
視覚から入る情報、移り変わる天候、山や池、木々、バンカー、景色、コースアレンジ。
聴覚や感覚から入る情報、鳥の声や雨や風、同伴者との会話、相手のスコア、心理的なプレッシャー。
莫大な情報を処理しながら心を落ち着けていつものスイングをする。
どんな状況であろうと目の前のボールにだけ集中して練習で積み上げてきたことを100%出し切る。
まさにマインドフルな状態
いま現在に集中して身体の状態をサーチする。
心を落ち着けて静かな精神状態ををキープすること。
それが練習場と変わらない技術を、現場で100%出し切るための神髄の一つでなないかと思うわけです。
この神髄に近づくために何をするか。
これから極めるところは、毎日の生活の中でマインドフルな心の状況をどれだけキープできるのか。
ゴルフであれ仕事であれ普段の生活であれ、マインドフルな状態をできるだけ保つ。
鬼滅の刃で炭治郎が、全集中を一日中、寝てるときもどんな時もキープするための鍛錬をします。
全集中も呼吸法で自分の身体を意識して変化させること。
切れた血管をつないだり出血を止めたり自分の身体の状態をコントロールできます。
まさにこれ。
マインドフルネスでの呼吸法、精神の集中と身体の内部、変化の観察。
全集中とはレベルがまったく違いますが
なんとなくつながるところを感じるわけです。
マインドフルな心の状態を一日中、どんな時でも何をしているときでもキープできる。
もちろんゴルフをしているときも。
マインドフルネスゴルフを意識してできた瞬間が増えてきたときが
ゴルフのレベルも
マインドフルネスのレベルも
UPすることができると思うわけです。