男ヨガの世界

還暦を過ぎてサラリーマン生活も終わりが見えてきた今日この頃、これからの人生を思い描いた時にヨガに出会いました。男性だって精神的な不安や弱気になることだってある。肉体面での不安だってある。新しい人生を踏み出す時に、精神的にも肉体的に自信を持っていたい。自分の心の拠り所になる強力なアイテムがヨガなのです。あなたも男ヨガの世界に入ってみませんか。

マインドフルネスと責任ある消費

最近、仕事をしていて常に感じていることがあります。

自分は営業なのですが、毎年毎年売上目標があり、利益目標があり、それに向かって事業を継続していく。
つねに競争を強いられプレッシャーもあり心がざわざわしている。

確かに会社を継続するためには、一定の利益は必要で、目標がないとたどりつく場所が不明確だからそれも必要。

企業活動というのは常に成長を求めていかないと、資本主義は成長しないし豊かにもなれない。
そんな根本的なことに思いも至らないで、ただただ食べていくため、自分の思う贅沢かもしれない生活を継続するために働く。

最近、心の病になる人がとても増えています。
心療内科の受診者数は10年前に比べて2倍になっているそうです。

働くにも目標が必要です。
経済成長が続く世界では、労働者階級でもがんばって働けば豊かになれて、自分の思い描く生活ができた。
国民の生活の平均レベルがあがり、がんばればさらに上げることができて生活は豊かに楽になっていった。
これはとても高いモチベーションになったことでしょう。

だってテレビも洗濯機も冷蔵庫もなかったのだから。

いまは本当に基本的な生活ができている。
衣食住は満たされ車はあって、冬も暖かくて凍えて命を落とすこともない。

そんな中で、さらにほしいものを目指して成長しようとする人間は、たぶんごく少数です。
もっといままでとは違う概念。
良い車がほしいとが大きな家に住みたいとかではないのです。

もしかしたら社会起業家のように、世の中や社会活動を通じていかに世界をよくするのか、人々のためになるのか。
個人の欲望のためではなく、充足感や満足感を得るための活動に魅力を感じヤリガイを見出す人たちの概念に移行しつつあるのかもしれません。

人々の物質的欲望が低くなっていくると、成長するために商品を作って付加価値を高めて価値を生み出す資本主義は根本的に機能しずらくなってきます。

世界中をみても貧しい国は少なくなってきています。
資本主義はイナゴの集団のようなもので、新興国は成熟してきたら次の新興国に向かって資本は流れるのですが、世界の中で流れるべきところがだんだんなくなってきてるのです。

世界中にそんな閉塞感が漂い、、そしてなんのために働いているのかよくわかっていない人達が増えてきて、本能の部分で、これから先の世界の行く末の漠然とした不安に押しつぶされそうになっているのかもしれません。

企業活動をマクロでみると、理念とかビジョンが大切になるのかなと。
成長を目指し過度なマーケティングで商品を売る。
人々の欲望を過度に刺激して不必要な商品を販売する。

稼ぐことが目標となっていく企業ではなく、
社会的に絶対に必要とされていて、堂々と誰にでも語ることのできる事業をしている。
誰からも支持されているような事業。

そんな事業を営む企業体が理想なのですね。

なので会社単位のミクロでみると
売上や利益を追い求めるのではなく、現在の事業がいかに社会に貢献していて有意義な事業なのかを再認識すること。
そうでない事業はやめてしまっても良いのかもしれません。

そして大切なのはリスク分散。
いまの時代のこの劇的な環境変化にも対応できるようなリスク分散をしっかりと意識して未来の万が一のリスクに対応できる芽を育んでおくことが大切ではないでしょうか。

そして消費者としての立場としては

「責任なる消費」が重要です。

つまりモノやサービスを購入する自分たちが、未来の企業を育てることを忘れてはなりません。
自分が未来に残ってほしい企業に対してお金を払う。

もちろん安いほうが良いですが、外国人の方を低賃金で働かせて作ったモノより、多少高くても自然に優しい素材でできているもの。。
人によってそれぞれですが、ただ漫然とモノを買うより、その企業の理念やビジョンの共感して、そしてそれを体現している企業からモノを買う。

できるだけ応援した企業にお金を払う。

そしてそんな企業に未来がある。
そんな世界になっていくのではないでしょうか。

マインドフルネスはこれからますます拡がっていくのではないでしょうか。
インターネットやAIによる時代の変化、資本主義の変化、本当におおきな変革の時代だと思います。

この時代についていくのはとても大変。
変革期や過渡期には心の在り方や考え方を変容させないといけません。

何十年も生きてきて植え付けられた常識やモラル、しごく当然で当たり前のことを根本から構築しなおす。
意識として気が付いてなくても、なんとなく危険な雰囲気が動物的な感覚で本能の部分で感じているのだと思います。

ついていけない人達や変わろうと努力している人たちが、精神的に不安定になっている。
物質世界から精神世界への比重が増えてきている。

だからこそ
マインドフルネスなのかなと思うのです。

いまココに集中して、すべての被り物を脱ぎ捨てて、できるだけ純粋な眼で世の中を見ること。
そして自分の進むべき未来を明るくすること。

そんなことができるのがマインドフルネだと思うのです。

マインドフルネスと未来への判断

3月は異動の季節です。

退職する方や転勤で悲喜こもごも。
出会いと別れですね。

いつものことですが、信じられない異動もあり
この人いなくて仕事どーすんの?

みたいなことも
普通に起こります。

自分は会社にとってどんな存在なのかを考えさせられる時期ですね。

その人がいなければ仕事が回らない。。

そんなことはまぁ~たくなくて
最初は混乱するかもしれないけど、そのうち収まるところに収まるのです。

実は世の中
なるようになるのです。

仕事をしている中で、経験値があると、現在の出来事が将来的にどんなことになるかが予想できます。たぶん誰もが数種類の未来が見えるはずです。

その中で最悪の未来を予想して事前に手を打つ。
最悪の未来をすこしでも改善された未来に変化させることができます。
それが年齢でもあり経験でもあり上司としての判断につながるのでしょう。

ただタスクが多いとそんなことばかりが仕事になってくる。

いつも思い悩んで対応して、でも本当に起こるかどうかもわからない未来です。
そんな未来を心配して思い悩むことは、単純に脳内活動の無駄使いではないかと思っています。

どんなに予想しても、もっと最悪になるかもしれないし、まったく問題なく過ぎ去っていくかもしれない。
本当にたくさんの要因で未来は形づくられるから。

で、そうなると
できるだけ良い未来を作りだすにはどうすればよいのか。

だぶんそれは

「いま現在を受け入れて認める」

ことだと思うのです。

世の中の出来事は、現実なのは「いまココ」の瞬間だけです。
すぎさった時間もこれから来る未来も現在ではない。

となるとすべての出来事は、いまこの一瞬のことが現実です。
ほんの一瞬。

なので人間が意識してコントロールできる時間感覚ではないのです。
コントロールしようとしてもその瞬間にすぎさっていく。

人間はいろんなことを考えて、自分がすべてをコントロールしていると思っているけれど、実は、自分の脳内でだけの電気信号のやり取りを、いかにも現実をコントロールしているように感じているだけではないのかなと。

人間にできることは、この一瞬一瞬を感じて認めていくこと。

いま何が起きていてどんな状態なのかを、いろいろな感情や記憶、意識などを理解して、五感からの情報をプラスして冷静に見極め感じていくことがまず判断基準の基本なのかなと思うのです。

しかし
このすべての要因を理解していまここを見極めること。
冷静にいま起きている現実を見つめることが、とてつもなく難しい。

そしてほとんどの人間が、この瞬間になんらかの要因を取り込み色メガネで判断をしていることに、自分自身が気が付いていないことが多いのです。

ほとんどの人は、過去や未来のことを考えて悩み苦しみ、脳の容量を使い切り、いまここの感覚を理解することを意識していません。
それが普通だし無意識の領域になっているから。

その状態から一歩前に進むには、
身体の外側と内側、目や耳、匂い、味、手足や皮膚感覚。
いまこの瞬間の感情、意識、すべてを感じることができること。

一瞬の時間コントロールはできないけれど、唯一この瞬間の自分自身のコントロールだけはできるはずです。

なのでまずは、身体感覚、感情感覚に意識を集中して状態を観察すること。
冷静な心穏やかな状態がどんな状態か理解すること。
何かが起こった時に、どの状態とどこがどんなふうに違っているのか理解すること。

冷静な状態を理解し、いまここの状態とどこが違っているのか。

呼吸なのか、身体感覚なのか、感情なのか。

それを繊細に感じとれば、冷静な状態に戻すことができます。
「いまココ」を見極めていまの状態をコントロールする。

世の中で必要なたくさんの判断を、できるだけ冷静な状態で行う。

それこそができるだけ良い未来を作り出すことにつながり、
そして未来の出来事に対して後悔のない判断ができるのではないか。

いまココの状態を集中して観察する。

より良い未来を作るために。

それこそがマインドフルネスを極めるための訓練であり、努力を続けていく意味ではないでしょうか。

マインドフルネスと彩りのある世界

人間とか人生って、本当に一人ひとりに考え方や生き様がある。
それはしごく当然の事実です。

人間社会はとても不思議だなぁ~って。
そんな個性のそれぞれが紡ぎあってこの世界を作っています。世界にひとつだけの花って歌があったけど、それぞれが一つの個性として咲き誇り、世界中の人々がこの世界を彩りのあるものにしていると思うのです。

なんだか世の中の情報ってとてもつらいマイナスなことがとても多くて、良くない人間ばかりがいるような気がするけれど、もっと心から人を信じてみても良いのではないでしょうか。

それこそインターネットの情報やほんの少しの自分の世界や小さな会社の噂話、本当に本当にごくごく一部の情報を普通に信じて、自分の考えにバイアスがかかる。
小さな小さな世界の話で自分の生き方が決断されていく。

恐ろしいことです。

その自分の世界をできるだけ、できるだけ拡げること。
一人の人ができることは限られているけど、それでもほんの少しでも拡げるだけ拡げたい。

そうすることで自分の判断や考え方が少しでも納得のいくものになりますように。
外からのバイアスをできるだけ祓って自分の本当の心で判断できますように。
多種多様な個性を認めることができる余裕と、達観した視野が持てますように。

人間は良くない部分ももちろん持ってはいるけれど、優しさだとか思いやりだとか愛だとか、とてもきれいな部分もたくさん持っています。

普段の生活の中で、いろいろな周りからの出来事や言葉、情報の中で心が乱れ刺激され、良くない部分が表に出てくる。

なので自分の世界を広げることで経験値をあげ、とはいえ良くないことはできるだけ鈍感になり、より良いことを敏感により多く経験する。

拡げれば広げるほど、人間って素晴らしい、、と思えるのではないかなと思うのです。


グローバルな世界、インターネット、ICT、AIの世界になって日本企業の存在感が失われてきています。

狭い世界で同質化した日本の会社。
多種多様な人間を受け入れながらダイバーシティが普通になっている世界企業。

事業構造、ビジネスモデルの変化が激しく、素早い決断力や創造力を求められている世界でどちらが優位かは明白です。


マインドフルネスを受け入れ始めている企業もGAFAです、
マインドフルネスは精神の安定を求めるだけではありません。

いまここに集中して、たくさんの外乱を受け流し、現在の状態を、本当に素直な心で見定めることができる。
いま本当は何が起きているのか。物事の本質はなにか。問題の本質はなにか。
何を共通認識として意思決定をすればよいのか。

余計な認知バイアスをできる限りなくして、心の眼で、自分の本質の信念で意思決定ができる。

企業活動において意思決定がすべてです。
スティーブ・ジョブスが禅に昏倒し、そしてアイフォンを世に送り出したのは、彼が透き通った眼で未来を見据えたから、、、本当に心から自らが欲しいと思った製品を曇りのない心で見つけることができたからではないでしょうか。

いままだまだコロナの猛威は収まる気配はありません。

でもできないこともたくさんある中で、いままで当たり前に思って、そして常識も含め、やらなければいけないという切羽詰まった使命感でしてきたことも、本当に必要なことなのでしょうか。

精神をすり減らしてまでやってきたことは、本当にそれほ重大なものなのか。
あまりやりたくないことはやらなくても、たいした影響はないのではないか。
好きなことだけがんばっても世の中は廻るのではないか。

これをチャンスにいままでの常識を捨て去って、物事をお気楽に達観してみるのも良いのかもしれません。
さすれば、たくさんの個性的な人間を楽しく受け入れることができて、世の中ももう少し彩りのある綺麗なものにみえるのではないでしょうか。


マインドフルネスで高まる判断力の本質。

いまさっき90分間のYINyogaを終了しました。

・・・
でもなんとなく終了という言葉は正しくないような気がするなぁ。

終わるのではないのだよね。
余韻が残る。

身体も楽になるのでだけれど心も柔らかくなる感じ。
柔軟になるというか、いま起きている出来事をゆったりと受け入れることができる心の持ちようというか。
まあいっかぁ・・っていうある意味投げやり的な気持ちと違うのです。
受け止めるというか包み込むという感覚。。

ただ猫を抱くだけで家族と話しをするだけで、心の底から幸せだなぁと感じる。
感動で涙がでるようなそんな感情です。

自分でも書いていて不思議な感じがするけど、でも本当なのでだからしょうがない。
そんな感情になることができたことがある意味感動です。


実は最近は少しできるようになってきました。
外乱に巻き込まれないで、冷静に第三の眼で自分を見つめながら物事に対応すること。

普段の仕事や生活も、五感から入ってくる情報やそれによって沸き起こるさまざまな感情。変えることのできない過去や起きてもいない未来を、勝手に想像して想い悩む自分。

そんな大量の想いや感情が錯綜している心の中で、たくさんの物事を冷静に判断するなんて考えてみると大変なことなのです。

過去の経験値で判断できる事象であれば、情報を集めそれなりにシックスセンスで対応できるのかもしれない。
でも新たに起きた事実、これから起こりえる未来に対して対応する事象などでは過去の情報なんて、せいぜい説得材料ていど。
実際の判断としてたいした役にも立ちません。

その時の決断なんて、すごく悩んで、眠れないくらい想い悩んで、心が落ち込むくらい悩んでも、結果なんてどうなるかわからない。
もしかしてせいぜい人の眼や自分の立場、気持ちが楽になるほうとかお気楽に決断してもたいしたことはないのではないかと言うことです。

つまりはその決断によって、未来で起きたい事実は結局その時に、また新たな問題として対応して決断することになるだけなのですね。

そうなるとその決断の根拠は、
自分自身が納得できるか決断だったかどうかだけで、結果は千差万別。
予想はできても予定はできないということです。

んじゃ自分自身が納得できる決断って何?

ってなりますが、
これはいかに自分と向き合って向き合って、向き合い続けて自問自答を繰り返し、
そして自分の中に、軸というか信念というか、自分自身の生きる哲学みたいなものを確立しているかに尽きるのではないでしょうか。

自分の信じている哲学、信念に基づいて決断する。

結果はどうなるかわからないし、あまり良くないこともある。
人を説得するにはロジックは必要だけど、自分を説得するにはロジックはしょせん上っ面のまがい物、自分を無理やり納得させているだけ。

もっと奥深くの揺るぎのない青白く静かに燃える炎のものが必要なのでは思うのです。

マインドフルネスはいつも自分自身と向き合います。
自分とは、世界とは、とか考えるのではありません。
本当の自分を追い求めるわけでもありません。

生きていく上でのたくさんの情報や雑念を遮断することにより、すべての被り物を脱ぎ捨てたまっさらな自分自身を見つけることです。

自分の心の奥底にある、本当の自分自身に気がつくことで、自分自身を形作っている本質が見えてくるのではないかと感じています。

瞑想やヨガ、仏教により、気が遠くなるような長い年月語り継がれているメゾットは、とても効率よく自分の本質に近づくことができると感じています。

マインドフルネスを始めて6か月。
もっともっといろんなことに気が付くことができると思うとワクワクします。
この先が楽しみにです。。

マインドフルネスと幸せのゆくえ。

みんなは幸せなのかなぁと思う。

毎日の生活、あまりおもしろくない仕事に行って帰ってきてごはんを食べて、お風呂に入ってテレビをみて寝ってからまた仕事にいく。

人生の幸せって・・・家族といること? 趣味ができること? 好きなものが買えること。 贅沢をすること?

もちろんひとつひとつは楽しいのだけど、ただそれだけ。
心が打ち震えるような感動だとか、激しい想いだとか、その瞬間はあるかもしれないけど本当にそれが幸せっていうのか。

なんだか漠然としてよくわからない。

そうして人生ってなんなんだろうとか
人間は何のために生きているのだろうとか考えてしまうのです。

根本的なことではあるけど、毎日の生活や仕事、誰かが作り上げた世界の中で誰かのために生きているのではないか。
自分の意志で動いているようで実はそんなわけではなく、大きな力、世界の仕組みの中で動かされているのではないか。

すべてにおいても結果を求められ続けて、そうではない人は落ちこぼれといわれ、誰かが決めた正しいことに縛られて、本当に結婚する必要があったのか、子供は必要なのか、家族は? 仕事?

たぶんいまみんなが抱えている、よくわからない不安と、本能的に避けていてあまり考えたくない底知れぬ恐怖。

それはきっと、自分の人生が自分のものではないかもしれない不安や、自分自身の決定が、実は自分の正直な気持ちではなくて、いろんな周りからの言葉や気持ちの影響を受けて決定して、そしてその移ろいの真実の中で生きている人生だからではないでしょうか。

自分自身は本当はなにをしたいのか、何を考えているのか、
自分の本質は何か。

周りからの言葉や環境、気遣いや思いやり、忖度などの衣を脱いだあとの、自分自身のまっさらな本音は何なのか。

それを見つけるには、心の外側からの刺激に反応するのではなく、心の内側に、深く深く向き合わなくてはいけません。

人間の脳は、特に現代人の脳は、常に外側に向かっています。
たくさんの情報、求められる答え、結果、他人との競争、人間関係、身体のこと、毎日大量の情報を処理して思い悩みます。

もちろんこれは良くないことではなく、自分は生きていくうえでとても大切な判断や危険予知もしてくれています。

過去の情報を参考にして判断すること、未来に起こりえることを想像して準備すること、現代の生活はこの回答が求められることばかりで、脳は常に動き続けています。

脳が常に動き続けることで、脳自身も心を休むことができずストレスとなり精神的にもつらくなってくるのです。

なのでこの状態を少しでも前に進めるためには
脳を状態を一旦停止させることが必要となります。

過去や未来にさまよっている思考や心を休めて、いまここに留めておくこと。
それができることで心がクリアになります。

さまよっていた思考が沈殿して心にスペースができます。
余計な思考をなくしてクリアな思考で自己受容ができ、自分の本質と向き合うことができるのではと思うのです。

例えば
小さな幸せを感じるとき、
ごはんがおいしかった時、映画で感動したとき、親友を話をしているとき、思い出してみてください。
過去や未来のことなど考えてないで、いまその時、その瞬間に集中していると思います。

幸せは外側に探しにいくものではなく、自分の心の内側にあるのではないでしょうか。
幸せは自分の心の持ちようとか、自分の中にあるとか、そんなことを聞いたことあるけれど、全然ピンときませんでした。

でも
マインドフルネスを始めて、自分の心を向き合うと、本当の幸せについて考えることが増えてきました。

お金がほしいとか、いい車に乗りたいとか、贅沢がしたいとか、そういうことは幸せとはまったく関係のないことなんだなと。

いまこの瞬間に、愛する人とテレビを見ていること。
暖かい部屋の中にいること。猫が幸せそうに眠っていること。 

そうして自分の好きな本を読めて、目標に向かって前に進むことができる環境があること。
それだけでもかなりの幸せな瞬間なのではないかと思うのです。

現代に生きていくためには、ストレスから避けるとこはできません。
メンタルを鍛えるとは、ストレスにまともに向かっていって勝利することではないのかもしれません。
ストレスを打ち負かすという考えは、新たな勝負の世界に、新たな結果を求める世界にさらに自分を追い込むことになるのです。

なので
幸せだと感じることができる時間をもっともっと増やしていきたい。
小さなことが幸せだと思えるような心の持っている人がたくさんいると良いな。

ストレスがある自分を認めて、すべての自分を丸ごと受容して褒めてあげることができると、いまの世の中はもっと良い世界になるのではと思うのです。


いままさにコロナがきっかけとなって、世界が変わろうとしています。
環境だけではなく、人間の心の持ちようも大きく変化する時代なのではないでしょうか。

たくさんの人が自分を向き合うことができて、小さな出来事に幸せを感じることで、人の心が気持ちが少しでも優しくなってほしい。
そしていまよりの少しだけでも気持ちよく、健やかに生活できる時代になるといいなと思います。

そして
マインドフルネスはその世界を創造するひとつのツールになると思うのです、


マインドフルネスで「共感力」を磨く。

仕事をしたり日々生きていく上で「共感力」って大切だなと思います。

共に感じる。。

といっても誰かを思いやるとか、誰かのためになることをしてあげるとかではないのです。相手の気持ちになって一緒に泣いてあげるとgあか考えてあげるというのも違うかな。

そのもの相手のためになるとか、自分以外のことに目を向けられるのは、あくまでも自分がある程度充実した人生を送っているからこそで、スーパーお金持ちの人達以外は、特に日本のサラリーマンの人達は、資本主義にどっぷりと浸されて、偽りの幸せを求めることだけで疲弊して疲れ切っているわけで、自分のことだけで精一杯だと思うわけです。

実際、相手の気持ちになってあげるといっても、自分の経験があってこそで、よくよく気持ちを整理すると、自分の過去の経験や人生の出来事の中で体感した気持ちに対してでないと寄り添えないし、なんとなく寄り添ったほうがいいかなとか、自分と比べて不幸度合を図ってみたりしてる自分もいるかもしれないわけです。
そして、しょせん少し時間がたつと、ラーメンでも食って帰るか、、なんてことを考えてると思うのです。


ちょっと毒舌になりましたが、

こんな、人の眼を気にした上っ面の同情とか、感情の話ではなくもう少しロジカルな部分での「共感力」です。。

例えば
仕事をしてる中で、たくさんの人と付き合っていると思います。
もちろんそれぞれの人たちの価値観も違うし考え方も違うわけです。

あたりまえですね。
環境が違う人生を送ってきたわけですから。

まあそれを組織という枠で、上下関係を決めて、最終判断をできる人間をおいて、なんとか合意形成をしているわけです。
その意思決定の手法は、なんちゃって民主主義というか、ほぼ独裁主義的にある一部の偉い人の意見で決まっていることが多いかなと思うのです。

ここで問題なのは、最終決定する偉い人が、どういう思考回路で結論を導いているかということです。

話し合いもしないで、勝手に決定して通達する人は論外で、良くないわけではなく、それはそれで全責任を負う覚悟には頭が下がる思いです。

ただ議論して、結論を出すのであれば、なんちゃって会議ではなく、しっかりと「共感力」を働かせて結論をだしたいなと考えています。

特に歳をとればとるほど頭は固くなるし短気になるし柔軟性もなくなるので、柔らかく柔らかくできるだけロジカルになりたい。
しかも偉そうに意見をいいたくなるしね。 あーやだやだ。。

歳をとっているおじさん達も、偉そうなことばっかりいってる人もたくさんいるけど、結構あとで後悔してたり考えたりしてることをわかってほしい・・・

脱線しました。。。

ようするに、世の中は価値観の違う人の集まりだし、いろんな場面で意思決定をしなくちゃいけない。
そんなときに、権力を年齢をかさにして偉そうに結論を押し付けるのではなく、違った意見や考え方を深くしっかりと受け止めて、たくさんの意見の中から、「共通の価値観」を見つけ出す能力。。

これを「共感力」と言いたいわけです。

べつに特別な能力でなく、大多数の人がこんな発想で議論をすることで、共通の価値観をみつけることは可能かと思います。

例えばうまく言えないけど、
バリアフリーの世の中が必要だよね、ってなった時、では歩道の段差をなくそうとか、エレベータは必ずつけようとか、そんな話になるけれど、お金もかかるし、いますぐに実現することは難しい。

でも、バリアフリーの世の中って、身体の不自由な人やお年寄りや車いすの人が困らないで出歩けて住みやすい世の中になれば良いということでは。。ってことだよねって。

で、あれば困っている人を見れば、まわりの人たち全員で助けあうことを法令化しても
よいかもしれません。
これだとお金もかけずにすぐに始めることができる。

まあこんな感じのことかなと思うわけです。

共通の価値観とは、ようするに問題の本質のことです。

議論をしても、うまく表現できない人もいるし、考えがまとまらない人もいる。そんなの人間だから当たり前で、そういう人達の意見も含めて、問題の本質を見極めることができれば、合意形成は比較的抵抗なくできるのはないでしょうか。

なので議論は、常に、問題の本質は何か、みんなの意見を聞きながら、本質を見極めるように努力したく思うわけです。

まだ勉強中ですが、コツは、人間の感情をベースにすることかなと。

どんな話であれ、どんな問題であれ、人間が絡まない問題はないと思います。
必ず人間の思惑があり、きれいな分もきたない分もあってのことです。

人間の感情をベースに考えると、結論が大きく外れたり大きな間違いがあることはないと思うわけです。


この話はマインドフルネスに関係ないと思いますか?

人間の感情に踏み込むことは、感情を冷静に見つめることができないと分析できません。

例えば

「怒りの感情」

だれもが持っている感情ですが、怒りの裏に隠れた感情を見つめてみてください。

なぜ自分は怒っているのか。
何に対して怒りを感じたのか。

部下が失敗したことに腹が立った時。

そのミスで自分が怒られるかもしれないという恐れの感情ではないですか。
それとも成長しない部下に対して情けないと思う感情かもしれません。
もしかしたら自分の教えた方が悪いのかという悲しい気持ちかもしれません。

怒りの遭遇したとき、自分が怒りの感情に巻き込まれそうになった時、
そんなときにマインドフルネスのスキルを磨いていると、いったん冷静になって、別の角度から感情に向き合うことができるのです。

そして感情を認め巻き込まれずに分析することができる。

そんな冷静さを常に意識して生活することで、物事の本質も見極めやすくなるのではないかと思っています。

マインドフルネスはいろいろな形で応用できると感じています。

マインドフルネスとドリームキラー

ドリームキラーって知ってますか?

夢をつぶす。

自分が夢をかなえたいと思ったとき、そしてそれを誰かに話しをしたとき。

そんなこと成功するわけないじゃん。
やめたほうがいいと思うよ。
今の生活を捨てるなんて馬鹿げてるよ。

・・・・

ドリームキラーとは
あなたのやりたいこと。
あなたの夢に対して反対したりマイナスのこと言う人達のことです。

ドリームキラーの力は強力です。
なせかというとその人たちは、肉親であり家族であり親友であることが多いからです。
自分にとてもとても近い人たち。自分がとても信頼している人達の言葉だからです。

ドリームキラーによって夢をあきらめたり、自分のしたかったことをやめてみたり、自分の心とは違うこと、違う道を選んだ人達もたくさんいると思います。

ドリームキラーにはいくつかのパターンがあります。

#あなたの成功を羨んで抜け駆けを許したくない心
友達や会社の同僚などに多いかもしれません。

#あなたの将来を心配していまの生活を続けてほしいと思っている心
家族とは親友とかあなたのことを本当に心配している人たちに多いかもしれません。

日本全体として、みんなと違うことをする人、空気を読まない人、変わったことをする人、新しいことに挑戦する人、過去の風習を踏襲しない人などは認められにくい国民性もあります。
自分の年収は、自分が付き合っている人、周りにいる人たちを同じになるといいます。
サラリーマンはその業界の中で生きています。
業界以外の人たちと付き合う機会は自ら積極的に作らない限りほとんどありません。
必然的に自分の年収は周りの年収に合わせてくることになります。

ドリームキラーに抗って、自分の夢をかなえるために必要なこと。
大切なものは3つあります。


まず「環境」です。

自分が普段生活している世界、日々の生活、付き合っている人たち、
人間は周りにいる人たちの思考の影響を多大に受けます。

ドリームキラーが多いなと思ったら、自分の生息している世界を変化させること。
できるだけ外に出て、付き合ったことのない人たちとコミュニケーションをとることが大切になります。
趣味の場所や、ご近所さん、セミナーとかいろんなコミュニティでいろんな人を話をみてみてください。
気に合いそうな人がいたら自分の夢を話してみましょう。
万が一変な奴だと思われて嫌われても付き合うのをやめれば済むだけでの話です。


つぎに「信念」です。

自分がやってみたいことは、自分は本当に心から信念をもって実行したいことなのか。
なんとなくかっこいいとか、なんとなくやってみたいとか、これをいうと最もらしいとか、人の上に立とうとそれらしい言葉を作ってみるとか、そんな上っ面のつまんない話ではありません。

あなたの言葉と心で人を動かすことができる自信をもつくらいの信念です。

揺るぎない信念を持つためには、過去を振り返ることです。
信念を見つけるために、やりたいことを見つけるために、次々に転職してみるとか自己啓発本を読むとか、勉強ばかりするとかしても、本当の信念を見つけることはできません。
未来にあなたのやりたいこと、信念はないのです。

あなたの過去で感動したこと、ワクワクしたこと、記憶に鮮明に残っていること、つまり強烈なエピソードです。
人間は忘れる動物です。その時にすごく感動して心に誓ったことがあったとしても、すぐに忘れてしまいます。
常に思い返して思い出すようにしないと、信念はすぐにうつろいでいきます。

信念を見つけ出すコツは、
「季節」「外出」「ストーリ」「仲間」です。

季節の風物詩、卒業式やお花見などの想いでを振り返ってみる。
いろんなところに外出して記憶を思い出してみる。
本や映画などをみて感動することは何かを意識してみる。
部活や遊びなど仲間との思い出を振りかえってみる。

こんなことを繰り返しながら、あなたの忘れてしまっている過去の強烈なエピソードを思い出してみてください。
そしてそれがあなたの信念となり、ドリームキラーに抗うことができるようになります。

信念を強化するにはSNSで自分の考えを発信することも重要です。
自分の考えと同じ仲間を見つけ、共感してくれる仲間を増やすことです。

共感してくれる人、自分の想いに賛同してくれる人がたくさんいればいるほど自分の信念は強固になります。


最後は「行動」です。

やりたいことがあっても実際にそれに向かって行動を起こさないと意味がありません。
知識ではありません。行動です。

たとえばイラストレータになりたくても、イラストの本ばかり読んで、美術館に通い詰めてもイラストレータにはなれません。
イラストレータになりたければイラストを描かないとなれるわけがありません。
笑っちゃうかもしれませんが、勉強ばかりして行動に移していない人はたくさんいます。
実際に行動を起こすことで回りの環境も変わり、新しい出会いもたくさんあって人生は少しずつ変化していくのではないでしょうか。


今日の話はあまりマインドフルネスと関係ない話かというとそうでうもなくて、

おそらくあなたは仕事や日々の生活でたくさんの思考と心を使っていると思います。
いまの仕事になんとなく不満があっても、自分はもっと違う仕事がしたいとか、もしくは流されて今の仕事をただ続けているだけとか、本当にこのままでよいのかな?と一度は疑問に思ったこともあるのではないですか。

そんな意識は、自分は何もできないとか、自分には才能がないとか、新しいことを始めるだけの気力も体力もないとか、恐怖とかの気持ちを自分の内面に自ら作り出して、そんな気持ちを否定してきたのではないでしょうか。
しかもたいして疑問も感じないでいいまの生活をこのまま続けることを選択しています。

日々の生活や忙しさの中で、信念を見つける努力、自分の人生を見直す努力、自分の本当の心を見つける努力をしてきていないのではないでしょうか。

マインドフルネスを実践することで心にスキマを作りだすことができます。
毎日の生活でいっぱいいっぱいになって、溢れそうになっている心をリセットすることができます。

いままで少し考えようとはしていた想いや、余裕がなくて簡単にスルーしていた
ことも、少し時間をもって考えることができるようになります。

マインドフルネスって例えれば、デフラグのようなもので、脳内のちらばっている大量の思考の断片を沈殿させて、脳内に余裕やスキマを作るようなモノです。

いまココ、この瞬間に集中して一点を観察しすることで、思考をそのことだけに集中すして、一日5万回、大量なことを思考している脳内の動きを一時停止します。
普段の思考や考え続けている思考を沈殿させて、スキマを作ります。

その作り出したスキマで、いままで考えることができなかった思考をたくさん考えてみてください。

マインドフルネスを続けることによって、信念を見つける努力、自分の人生を見直す努力、自分の本当の心を見つける努力をすることができるようになります。

マインドフルネスを実践して、もう一度、自分の人生について本当に心から考えてみてみませんか。