男ヨガの世界

還暦を過ぎてサラリーマン生活も終わりが見えてきた今日この頃、これからの人生を思い描いた時にヨガに出会いました。男性だって精神的な不安や弱気になることだってある。肉体面での不安だってある。新しい人生を踏み出す時に、精神的にも肉体的に自信を持っていたい。自分の心の拠り所になる強力なアイテムがヨガなのです。あなたも男ヨガの世界に入ってみませんか。

マインドフルネスと彩りのある世界

人間とか人生って、本当に一人ひとりに考え方や生き様がある。
それはしごく当然の事実です。

人間社会はとても不思議だなぁ~って。
そんな個性のそれぞれが紡ぎあってこの世界を作っています。世界にひとつだけの花って歌があったけど、それぞれが一つの個性として咲き誇り、世界中の人々がこの世界を彩りのあるものにしていると思うのです。

なんだか世の中の情報ってとてもつらいマイナスなことがとても多くて、良くない人間ばかりがいるような気がするけれど、もっと心から人を信じてみても良いのではないでしょうか。

それこそインターネットの情報やほんの少しの自分の世界や小さな会社の噂話、本当に本当にごくごく一部の情報を普通に信じて、自分の考えにバイアスがかかる。
小さな小さな世界の話で自分の生き方が決断されていく。

恐ろしいことです。

その自分の世界をできるだけ、できるだけ拡げること。
一人の人ができることは限られているけど、それでもほんの少しでも拡げるだけ拡げたい。

そうすることで自分の判断や考え方が少しでも納得のいくものになりますように。
外からのバイアスをできるだけ祓って自分の本当の心で判断できますように。
多種多様な個性を認めることができる余裕と、達観した視野が持てますように。

人間は良くない部分ももちろん持ってはいるけれど、優しさだとか思いやりだとか愛だとか、とてもきれいな部分もたくさん持っています。

普段の生活の中で、いろいろな周りからの出来事や言葉、情報の中で心が乱れ刺激され、良くない部分が表に出てくる。

なので自分の世界を広げることで経験値をあげ、とはいえ良くないことはできるだけ鈍感になり、より良いことを敏感により多く経験する。

拡げれば広げるほど、人間って素晴らしい、、と思えるのではないかなと思うのです。


グローバルな世界、インターネット、ICT、AIの世界になって日本企業の存在感が失われてきています。

狭い世界で同質化した日本の会社。
多種多様な人間を受け入れながらダイバーシティが普通になっている世界企業。

事業構造、ビジネスモデルの変化が激しく、素早い決断力や創造力を求められている世界でどちらが優位かは明白です。


マインドフルネスを受け入れ始めている企業もGAFAです、
マインドフルネスは精神の安定を求めるだけではありません。

いまここに集中して、たくさんの外乱を受け流し、現在の状態を、本当に素直な心で見定めることができる。
いま本当は何が起きているのか。物事の本質はなにか。問題の本質はなにか。
何を共通認識として意思決定をすればよいのか。

余計な認知バイアスをできる限りなくして、心の眼で、自分の本質の信念で意思決定ができる。

企業活動において意思決定がすべてです。
スティーブ・ジョブスが禅に昏倒し、そしてアイフォンを世に送り出したのは、彼が透き通った眼で未来を見据えたから、、、本当に心から自らが欲しいと思った製品を曇りのない心で見つけることができたからではないでしょうか。

いままだまだコロナの猛威は収まる気配はありません。

でもできないこともたくさんある中で、いままで当たり前に思って、そして常識も含め、やらなければいけないという切羽詰まった使命感でしてきたことも、本当に必要なことなのでしょうか。

精神をすり減らしてまでやってきたことは、本当にそれほ重大なものなのか。
あまりやりたくないことはやらなくても、たいした影響はないのではないか。
好きなことだけがんばっても世の中は廻るのではないか。

これをチャンスにいままでの常識を捨て去って、物事をお気楽に達観してみるのも良いのかもしれません。
さすれば、たくさんの個性的な人間を楽しく受け入れることができて、世の中ももう少し彩りのある綺麗なものにみえるのではないでしょうか。